エストロゲンに影響があるイソフラボンについて

女性特有の脱毛症に、産後脱毛症というものがあります。出産を終えた女性の髪の毛が抜けやすくなるといった症状のことなのですが、この脱毛症にはエストロゲンが大きく影響しているのです。

 

そもそもエストロゲンは、ふだんの生活の中でも分泌されているものであり、その働きの1つに抜け毛を抑制する効果があります。女性が薄毛になりにくいのは、このエストロゲンが働いているからだと言っても良いでしょう。

 

このエストロゲンですが、妊娠中は体内で多く分泌されるのです。そして、出産後には少しずつ分泌量が減っていき、元の分泌量に変わっていきます。

 

一時的なことではあるのですが、女性の体内ではエストロゲンが大きく減少したことになり、このことから抑制されていた抜け毛が急激に抜け落ちてしまうのです。

 

反対のことを言えば、体内でエストロゲンの量が安定していると、抜け毛が抑制されて、薄毛になりにくい状態になります。

 

大豆に含まれるイソフラボンは、体内に十分な量のエストロゲンがあれば、ほとんど働くことはありませんが、量が不足していると代わりに同じような働きをしてくれるのです。

 

また、抗酸化作用などもあることから、アンチエイジングにも効果を期待することができます。