ドライヤーで髪を乾かすと起こりやすいトラブルは?
ドライヤーを使って乾かすのは良いのですが、間違った方法で行ってしまうのもダメなケースですね。髪の毛には適度な水分が必要であり、完全に乾かしてしまうのも先に書いた通り良くありません。
毛髪の潤いや弾力などは、保有している水分によって保たれています。
つまり、ドライヤーを使って、完全に水分を飛ばしてしまったり、自然乾燥で必要以上に乾燥させてしまうと、毛髪そのものにダメージを与えることなってしまうのです。毛髪に含まれる水分が失われてしまうと、たんぱく質などが固まってしまい、髪の毛が切れてしまうようになります。
また、頭皮が必要以上に乾燥してしまうことで、ふけが出やすくなってしまい、ふけが毛根に詰まると、炎症を起こす原因となるので注意が必要です。
では、どうすれば毛髪に良いのかと言うと、完全には乾かさないようにすることです。8割〜9割ぐらいまで乾かすことを目標として、ドライヤーをかけるようにすると良いでしょう。
手順としては、入浴後にはしっかりとタオルドライを心がけた後に、髪の毛から20センチ以上離れた場所からドライヤーをかけるようにすると、頭皮へのダメージも軽減できます。
そして、上で書いたように完全に乾かさず、少しだけ湿っているというところまで乾かすと、毛髪へのダメージも少なくてすむでしょう。